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その他イベント情報

その他イベント情報(2010年度)

ミニ国際シンポジウム(兼 第8・9回Network Medicine特論)
(2011年2月4日(金)13:00~18:20、於医学部1号館2階大会議室)

シンガポールから3名の講演者をお迎えすると共に、学内5名の研究者によりミニ国際シンポジウムを開催しました。また、伊藤嘉明博士(Cancer Sci. Inst. Singapore, National Univ. of Singapore)・岡江寛明博士(東北大学医学系研究科情報遺伝学分野)のご講演は、Network Medicine特論(第8・9回)を兼ねました。


 

Speakers

Kohsuke Gonda (Graduate School of Medicine): In vivo nano-imaging of cancer metastasis in tumor-bearing mice and angiogenesis in ischemic model mice

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Kasim Diril (Institute of Molecular and Cell Biology, Singapore): Analysis of Cdk1 function in cell cycle using a conditional knock-out mouse model

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Akihiko Muto (Graduate School of Medicine): The repression of plasma cell differentiation by Bach2 allows activated B cells to execute class switch recombination

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Mikiko Suzuki (Graduate School of Medicine): Genome-wide analysis of GATA1 and GATA2 occupancy indicates GATA-factor switching during erythroid differentiation

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Tohru Fujiwara (Graduate School of Medicine): Discovering hematopoietic mechanisms through genome-wide analysis of GATA factor chromatin occupancy

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Seiichi Mori (Cancer Science Institute Singapore, National University of Singapore): Development of diagnostic and therapeutic strategy for serous adenocarcinoma of the ovary by gene expression signatures and functional genomics approach

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Hiroaki Okae (Graduate School of Medicine): Genomic imprinting in the placenta

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Special Lecture

Yoshiaki Ito (Cancer Science Institute Singapore, National University of Singapore):
How normal cells become cancer cells ?

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Remark

薬学研究科 薬物送達学分野・助教 久保 義行

シンポジウムに参加しての感想

久保義行 今回のミニシンポジウムでは、国内外8名の先生方にご講演頂きました。講演では、ガン転移のin vivoナノイメージング、転写因子による造血細胞の分化制御機構、細胞のガン化機構における転写因子やキナーゼの働き、ガン診断・研究でのマイクロアレイ有効利用、胎盤のゲノムインプリンティング機構、などが紹介されました。
 特にin vivoナノイメージングのお話に関しては、私の専門が薬物送達学であることから、ドラッグデリバリーシステムへの応用性などを考えながら拝聴させて頂きました。また、私は米国でガン研究に参画したこともありましたが、今回、ガン研究が産出する知見の膨大さ・奥の深さ、また、投入されている最新技術に改めて驚かされました。特に、最後に登壇された伊藤先生は、転写制御因子・RUNX3が「細胞のガン化においてどのような働きをしているか?」について、分子生物・細胞生物学的手法、遺伝子欠損マウスを駆使した研究結果をお話下さいました。先生のデータの膨大さには大いに驚かされ、さらに、これらから紡ぎ出されたストーリーには感銘を受けました。研究における「考えること」の重要性を改めて勉強する機会となりました。
 今回のシンポジウムは、異分野で研究に従事している私にとって、新鮮かつ貴重な勉強の機会となりました。私も幾度か質問に立ちましたが、どの先生からも丁寧なご回答を頂くことができ、充実したシンポジウムとなりました。
 ご講演頂きました権田先生、武藤先生、鈴木先生、藤原先生、岡江先生、また、シンガポールよりご参加頂いたDiril先生、森先生、伊藤先生に心より御礼申し上げます。また、素晴らしいシンポジウムをご企画下さいました中山先生に深謝致します。

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