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Network Medicineについて

“Network Medicine(NM)”は、シグナルネットワークを基盤として革新的診断・治療・予防戦略の開発を目指す新しい医学の体系です。

Network Medicine

分子、細胞、臓器、個体、環境といった多層にわたるシグナルネットワークを時間・空間的に統合し、これにより今まで想定されていなかった疾患相互の結びつき(Diseasome)を見出し、シグナルネットワークを基盤とする革新的診断・治療・予防戦略の開発を目指します。この新しい医学の体系を“Network Medicine”と呼ぶことを提唱しています。

本グローバルCOEでは、特に社会的要請の大きい、代謝疾患、がん、免疫疾患をとりあげます。

Network Medicine概念図

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Network Medicineの源流

近年の疾患研究は、分子生物学の急速な進歩に支えられ、個々の蛋白質・遺伝子に焦点を当てるアプローチにより大きな成果をあげてきました。我々も、先の21世紀COE「シグナル伝達病の治療戦略創生拠点」(代表・菅村和夫教授)において、シグナル伝達をキーワードとした分子標的探索を行い、多数の標的候補を同定することに成功しました。

21世紀COEの活動の中で同時に見えてきたのは、ヒトという個体の中では、分子から臓器に至る各階層において、シグナルが単なるカスケードではなくネットワークを形成すること、さらに各階層内および階層間で形成されるネットワークによってヒトの恒常性が維持され、その破綻が様々な疾患を惹起することです。また、そのネットワークを巧妙に制御することが、病める個体に対する新たな治療戦略となる可能性も見えてきました。

このような知見を基盤に、私たちは、Network Medicineという新しい体系の構築へ挑戦します。

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