Network Medicine体系の確立には、領域間交流と異分野間交流を積極的に推し進めることが必要となります。そこで国際的連携の元で、大学院教育と先端的な疾患横断的研究を一体化して推進し、既存の枠組みを超えた科学に挑戦できる研究者を育成し、医学の革新を進めます。
これらの目標を達成するために、以下の3つを拠点活動の柱とします。
Network Medicine体系の確立のために、従来の「蛸壺的な」研究科体制を脱却して、領域間交流と異分野間交流を積極的に推し進めます。そのために、大学院生に対しては、複数教員指導制を実質化するとともに、専攻・研究科・連携拠点を横断するNetwork Medicine拠点大学院共通プログラムを設置します。
詳細は、大学院教育をご参照ください。
学際教育研究チーム(Interdisciplinary Force, IF)と教育研究プラットフォーム(Platform, PF)からなる、新教育研究体制「Network Medicine Matrix (NMMaT)」を構築します。
各IFは複数の事業推進者と若手研究者から構成され、融合型研究を推進します。IFの取り組みの詳細は、研究支援(Interdisciplinary Force)をご参照ください。
PFは、若手研究者の横断的・多角的研究を支えるコアファシリティー機能、及び、大学院生の実習など教育機能を提供します。PFの取り組みの詳細は、研究支援(Platform)をご参照ください。
癌研究会癌研究所(野田哲生所長)およびシンガポール大学腫瘍医学研究所(伊藤嘉明所長)との連携に加え、さらに、事業期間内に、カロリンスカ研究所、マサチューセッツ医科大学、ミシガン大学医学部とも連携を進めます。モデル動物開発やゲノム・エピゲノム・トランスクリプトーム・プロテオーム解析などの研究協力を行い、大学院生に短・中期留学(支倉常長フェロー)する機会を与え、国際性の涵養と異分野の知識の獲得を目指します。
国際連携の取り組みの詳細は、国際連携をご参照ください。
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