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拠点活動

研究支援(Platform)

Network Medicine研究では、多様な研究手法についてその原理を理解し、さらに開発発展させる能力が求められます。そこでコアファシリティー機能と教育機能を併せ持つ教育研究プラットフォーム(PF)を整備し、大学院生を含めた若手研究者の実習と技術的支援を行います。各PFには担当事業推進者とともに若手研究者を配置し、拠点メンバーの研究を多角的に支援します。

遺伝子改変動物PF

Network Medicine研究の推進にあたって、疾患発症の分子メカニズムを個体レベルで理解するために、遺伝子改変動物の作製と解析は必須技術となります。次々と新しい遺伝子改変動物の作製法・解析法が開発・報告されています。

このPFでは、本研究拠点研究者が期待する成果を得るために最も適切な遺伝子導入マウス(Transgenic mouse)や遺伝子破壊マウス(Knockout mouse)は何かを考え、その効率的な作製と解析の支援を行います。作製にあたって求められるゲノム遺伝子の扱い方、マウス初期胚の取り扱い、マイクロインジェクション法、そして、マウス飼育と品質管理法などに関する実習等も行います。

担当:山本雅之(プロフィール

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実験動物病理PF

疾患モデル動物や遺伝子改変動物の解析にあたって、質の高い組織病理標本の作製と診断情報は多くの進歩をもたらします。正確な診断を行うためには、質の高い標本の作製が必須となりますが、そのような標本の作製には多くの経験が求められます。

そこで、本PFでは標本作製サービスを提供するだけでなく、研究者が求める技術の開発を援助し、学生に向けては技術習得のための実習を行います。質の高い、かつ多様なニーズに応える標本を提供しながら、利用者に正確な病理技術と知識を伝道する実験動物病理の総合解析拠点を目指します。さらに病理教員による動物病理診断のコンサルテーションも行います。

担当:小野栄夫(プロフィール

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タンパク質複合体解析PF

細胞分化や細胞増殖などの細胞応答は、タンパク質間のダイナミックな相互作用を中心として形成されるシグナルネットワークにより調節されています。このネットワークを解析する上で強力なアプローチの一つが、タンパク質複合体の解析です。

このPFでは、タンパク質複合体解析の技術開発を行い、その技術を実習等により学生の皆さんに伝授します。また、質量分析装置等のタンパク質解析システムを設置して拠点内で同定されるタンパク質複合体の同定を支援します。

担当:五十嵐和彦(プロフィール

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分子イメージングPF

このGCOEが発足した2008年に「GFPの発見と開発」がノーベル化学賞を受賞しました。このGFPなどの蛍光タンパク質を巧に利用した細胞骨格やシグナル伝達分子の細胞生物学的解析は、新しい物質・タンパク質の開発、顕微鏡や画像処理法の技術的革新によって、これまで見ることができなかったものを見ることを可能としています。

本PFには、デルタビジョンをはじめ最新のイメージング装置を設置し、それらを効果的に利用するための技術指導を行います。また、新しい技術の開発を含め、適切な観察法の支援を行います。

担当:中山啓子(プロフィール

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