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その他イベント情報

その他イベント情報(2010年度)

2011年2月5日〜6日に実施した、NM-GCOE冬の合宿2011の内容と、実行委員長・昆俊亮先生、ポスター賞受賞者2名による感想です。

NM-GCOE冬の合宿2011
(2011年2月5日~6日、於 ホテルニュー水戸屋)

上記日程にて、当NM-GCOE冬の合宿を開催しました。今年度は、「The Cultivation for New Generation of Scientists」をテーマに掲げ、シンガポール大学からの6名の先生方を含め73名が参加。この合宿により、異分野間の交流が進み、いくつかの共同研究が開始されるという成果も生まれました。

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プログラム

冬の合宿のプログラムです。今年度は、若手研究者が中心となって、口頭発表18題、ポスター発表28題の研究発表が行われました。英語による研究発表会でしたが大学院生を始めとした若手研究者が活発に討論に参加していました。

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実行委員長による感想

加齢医学研究所 免疫遺伝子制御研究分野・助教 昆 俊亮

NM-GCOE冬の合宿を終えて

昆俊亮2月5日~2月6日にかけて、秋保・ニュー水戸屋に於いて「Winter Camp of GCOE 2011 ~The Cultivation for New Generation of Scientists」が開催されました。シンガポール国立大学から伊藤嘉明先生をはじめ6人の研究者を招き、総勢73人の参加者が一同に集まりました。副題にも掲げたとおり、本合宿の目的は若手研究者の成果発表ならびに意見交換、そしてその先の共同研究を見据えたものであり、2日間にわたり計18題の口演ならびに28題のポスター発表が英語にて行われました。専門分野は当然のこと、基礎、臨床など研究バックグラウンドがそれぞれ異なる研究者が多角的な視点で討論を行うことにより、合宿全体を通じて非常に建設的な議論が展開されていました。特に夕食後のポスターセッションでは、シンガポールからの研究者も含めて多数の方に積極的に参加していただきまして大盛況となりました。セッション後も、秋保の温泉で心身ともにリラックスされながら、深夜にまで学術・文化・国際交流が進みました。今後もこのような機会が設けられれば、メンバーにとって刺激的であるのはもちろんのこと、研究のさらなる発展につながるのではないでしょうか。最後に、本合宿を開催するにあたりまして、拠点リーダーの先生方、NM-GCOE事務局の方々、また当日運営を手伝ってくださいました学生の皆様方のご助力賜りましたこと、この場を借りまして深く御礼申し上げます。

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ポスター賞受賞者による感想

ポスター賞は、優れたポスター発表を行った若手研究者に対し、参加者全員の投票により選出されました。

医学系研究科 分子代謝病態学分野・大学院生 突田 壮平

NM-GCOE冬の合宿に参加して

突田壮平2011年2月、秋保温泉で開催されたNM-GCOE冬の合宿に参加させて頂きました。私は現在、糖尿病代謝科の大学院生として代謝・肥満の研究を行っておりますが、これまで他分野の研究に触れる機会は少なかったように思います。今回、幅広い分野の先生方の多彩かつ最先端の研究発表に触れ、視野を広げるよい機会となったと同時に、自身の知識と経験の少なさを改めて痛感いたしました。ポスターセッションにおいては、「Hepatic glucokinase modulates obesity predisposition via regulating BAT thermogenesis through neural signals」というタイトルで発表させて頂きました。様々な分野の先生方とのディスカッションのなかで、異なった観点からのコメントや質問を頂くことができたことは、今後の研究活動におおいに役立つことと思います。更に、ポスター賞まで頂けたことは、発表内容が少しは興味を引くものであったと、嬉しく思っております。また、ホテルで同室であった3人の大学院生の方々も非常にフレンドリーで、深夜までお酒を飲みながら楽しく交流したこともいい思い出となりました。
 最後に、NE-GCOE冬の合宿の運営にご尽力された皆様に深くお礼申し上げます。ありがとうございました。


 

医学系研究科 細胞増殖制御分野・大学院生 細金 正樹

NM-GCOE冬の合宿に参加して

細金 正樹前回の冬の合宿から2年、今回初めてNM-GCOE冬の合宿に参加させていただきました。私は博士課程大学院生としてがん遺伝子Rasの基礎研究を進めており、当日はポスター発表を通して分野を問わず様々な先生方から貴重なアドバイスをいただくことができました。研究室に籠っていては普段関わることのできない先生方の視点は非常に興味深く、自身の研究の方向性を再認識する良い機会となりました。また、それと同時に自身の研究を多岐にわたる研究領域横断的に伝えることの難しさを実感しました。 今回の合宿は『The Cultivation for New Generation of Scientists』という副題が付けられていました。今回私はポスター発表だけでなく、会場運営のお手伝いとしても多くの経験の機会を与えていただきました。そういった機会を通して、これまで交流の無かった先生方、同世代の方々の研究内容・研究に対する姿勢を学べたこと自体が私にとって大きな刺激になりました。研究方法1つを取っても研究者、研究室によって様々であり今回の合宿だけでも新たな発見が数多くありました。研究室が距離的に近く、合宿以外でも交流しやすいことはNM-GCOEの1つのメリットなのだと思います。今後も地の利を生かして議論を交わし、深く広がりのある研究ができるように日々精進していきたいと思います。

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Photo Report

冬の合宿の様子を、プログラム順に写真にまとめました。

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