環境遺伝医学総合研究センター 分子疫学分野 教授・栗山 進一先生による「第2回Network Medicine特論」を実施しました。
タイトル:「ゲノムコホートとバイオバンク」
(写真はクリックすると拡大してご覧になれます)
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第2回NM特論は、中山啓子教授の司会の下、環境遺伝医学総合研究センター 分子疫学分野・栗山 進一教授によりご講演いただきました。
表題の「ゲノムコホート」と「バイオバンク」は最先端の医科学の鍵を握る重要なものであるとしたうえで、その有用性、目指すもの、そしてその課題等についてお話されました。具体的には、国内外のコホート研究の実態が紹介され、その後、主たるバイオバンクを比較したうえで、rare variantを解明するための前向きコホートの大規模化、そして家系情報のある三世代コホートの重要性が示されました。後半にはメディカル・メガバンクが目指している個別化医療がどのようなものなのか、そして被災地における全人的医療の展開について、その課題と戦略が示されました。大変丁寧な説明で、学生達も忙しくメモを走らせていました。
※栗山先生から講義資料をご提供いただきました。ご希望の方は、支援室までご連絡下さい。
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