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その他イベント情報

その他イベント情報(2012年度)

第7回「Network Medicine特論」
木下 賢吾先生(東北大学大学院情報科学研究科 生命情報システム科学分野・教授)
(2012年9月18日、17:30~、 於医学部5号館201号室)

情報科学研究科生命情報システム科学分野・教授、木下 賢吾先生による「第7回Network Medicine特論」を実施しました。
タイトル:「タンパク質情報解析入門」


第7回NM特論の様子

(写真はクリックすると拡大してご覧になれます)

木下先生アップ 講義
司会 全体の様子
質疑1 質疑

第7回NM特論は、勝岡史城先生の司会の下、情報科学研究科・木下賢吾教授によりご講演いただきました。
講義の導入で、先生は「何となく面白いものだな、と思っていただければ」とおっしゃっておりましたが、ハードルをぐっと下げた、具体的な例えを用いての大変わかりやすい説明で、最後まで惹きつけられ、楽しく学ぶことができました。
始めに、狂牛病やアルツハイマー病等はタンパク質の立体構造の異常による疾病であり、立体構造が如何に重要なのかが説明されました。そのうえで、ではそのタンパク質の立体構造とはどういうものなのかという基礎的な説明に始まり、立体構造の決定法やデータベースに至るまで解説していただきました。
2001年にほぼ終了したヒトゲノムの解析には、約10年という年月と莫大なコストがかかったと言います。その後現在までの10年の間に、この研究分野は急速に発展し、現在では個人のゲノムが比較にならないほど短期・安価で解析されるようになりました。更に、東北メディカルメガバンクでは15万人のゲノムコホートを解析するとのことですが、大量の情報を如何に処理し有効に役立てていくか、更に今後10年でこの分野がどこまで発展し、病気の治療や予防、そして薬剤感受性の判定・創薬開発等に生かされていくのかを楽しみに見て行きたいと思いました。

本日の講義資料は木下先生の研究室HPよりダウンロードできます。パスワードがかかっておりますので、ご希望の方は支援室までご連絡下さい。

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