片桐秀樹教授(医学系研究科創生応用医学研究センター)・岡芳知教授(NM-GCOE拠点リーダー)らのグループは、これまで確立された治療法のないB型インスリン抵抗症という特殊な糖尿病の症例を、ヘリコバクター・ピロリを除菌することにより、完治させることに成功しました。このことは、ある一部の糖尿病の原因として、ピロリ菌の感染が関与していること、さらに、それを除菌することが、根治治療になりうることを示したものであり、同じ疾患に悩む世界中の患者にとって、大きな福音となることが期待されます。この成果は、英国医学誌ランセットに掲載されます。
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