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成果報告

成果報告(2010年度)

抗体産生を調節する遺伝子回路を発見
  自己免疫疾患やアレルギーに対する治療戦略開発へ向けて

五十嵐和彦生物化学分野の武藤 哲彦講師、五十嵐和彦教授のグループは、東北大学国際高等研究教育機構、広島大学原爆放射線医科学研究所などのグループと共同で、転写因子Bach2(バック2)がBlimp-1(ブリンプ-1)遺伝子に結合し、その発現を抑えることにより、形質細胞分化を抑え抗体クラススイッチを促進することを発見しました。Bach2 を持たないB 細胞は形質細胞への分化が亢進することから、Bach2 とその遺伝子回路は、自己免疫疾患やアレルギーの治療標的となる可能性が考えられます。
この発見は欧州の学術誌The EMBO Journal(欧州分子生物学機構誌)の電子版に10 月15 日に発表されます。

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