東北大学大学院医学系研究科循環器内科学分野の下川宏明教授らの研究グループは、血管機能が複数の臓器・組織が連携してネットワークとして調節されていることを解明しました。そもそも血管は全身の臓器に血液・酸素を運ぶために極めて重要な働きをしており、血管機能の障害は動脈硬化をはじめ様々な病気の原因になることが知られています。今回の発見は、今後の動脈硬化の成因の解明や新たな創薬に道を拓くと期待されています。この論文は、6月22日発行の米国心臓協会の学会誌サーキュレーションリサーチ(Circulation Research)に掲載されました。
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