東北大学大学院医学系研究科循環器内科学分野の下川宏明教授らの研究グループにより、東日本大震災後に、心不全をはじめとした心血管疾患が著増したことが明らかにされました。これらの結果を受け、これまで言われていた肺血栓塞栓症などに加え、災害時には様々な心血管病について予防対策を講じる必要があると考えられます。本研究内容は、今月末にドイツのミュンヘンで開催される世界最大のヨーロッパ心臓病学会年次学術集会(8月25-29日)において、今年最も注目される演題の一つとしてホットラインセッション(8月28日)で下川教授により発表され、研究論文は、学会発表に合わせて、同日、同学会の学会誌であるEuropean Heart Journalにオンライン掲載されました。
PDFファイルの閲覧にあたっては、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerは、Adobe社のウェブサイトより無償で入手していただけます。